どうも、節約上手な○○(@setsuyakuppa)です。
皆さんは、老後の不安はありますか?
平成28年度の厚生労働省の調査によると「あなたにとって、老後に不安が感じられるものはなんですか(3つまで)」の問いに対して、1位が健康上の不安、2位が経済上の不安、3位が生きがいの問題となっています。
(平成28年版厚生労働白書-人口高齢化を乗り越える社会モデルを考えるより)
経済上の不安の要因として、老後破産をというものがあります。
老後破産(ろうごはさん)とは社会において存在する高齢者に関する問題であり、これは独居老人がにより破産状態の生活を送らざるを得ないような状態になっているということである。
Wikipediaより引用
では、なぜ老後破産をしてしまうのか、その原因と破産をしない為の対策を解説します。
この記事を読み終えることで、老後の実態を把握し、投資や倹約のモチベーションが高まります。
老後破産をする原因とは、以下の3つが挙げられます。
1ー1.生活水準を下げられない
現役で働いていた頃と老後では、収入源が年金のみになるため、働いていた頃と同水準で生活をしていると破産をしかねません。
人間は、生活水準を上げるとは容易に出来ても、下げることは全然出来ません。そのため、過去の生活費で生活をしていると年金で賄うことができなくなります。
1ー2.予想外の医療費
今は健康であっても事故や病気になると莫大な医療費がかかります。
老後資金として計画的に貯めていたお金を使わざる得ない状況になり、破産する可能性があります。
また、病気になると通院費が家計を圧迫するため、老後の通院費もバカになりません。
1ー3.住宅ローンを完済してない
老後までローンを支払い続けているのは、危険です。
なぜなら、資産形成を出来ずに老後を迎える可能性が高いからです。
資産ポートフォリオが持ち家に偏る影響で、投資をする資金が少なくなり、資産形成が困難になるからです。
そのほかにも、修繕費や固定資産税などの費用が発生するため、破産をするリスクが高まります。
以上の3つの原因を踏まえて、今から備えるために、老後破産をしないための対策を3つご紹介します。
2−1.生活水準を固定する
生活水準が上がると下げにくくなるならば、固定をすることをお勧めします。
一度上げた生活水準を下げると、幸福度が下がるためストレスが溜まるので、支出を一定にすることで老後資金を増やすことができます。
自分の生活を見直すためには、家計簿をつけてお金の流れを把握し、適切な倹約をしていきましょう。
2ー2.投資をする
銀行の利息だけでは限界があるので、投資をして老後資産を増やしましょう。
投資初心者からでも始めやすいiDeCoやつみたてNISAなどの国が優遇する制度があるので、活用して資産運用を考えてみてはいかがでしょうか。
毎月3万円で5%の利率で40年間の運用すると、シミュレーションの試算によると約4,500万円になります。
40年間、銀行に預けているだけなら3,000万円の機会損失をしています。
複利の力を利用し、快適な老後生活を送りたいなら投資なくしては、難しいでしょう。
2ー3.健康を維持する
老後も健康なくしては、生きている意味がないです。
寝たきりで過ごさないためにも、20代のうちから健康に気をつけることが大切です。
そのためには、日頃から睡眠と栄養のある食事をしっかり取り、適度な運動をすることをお勧めします。
日々の生活習慣で老後を左右するため、日常的に健康に気を遣って過ごしましょう。
まとめ
老後破産をする原因
生活水準を下げられない
予想外の医療費
住宅ローンを完済してない
老後破産をしないための対策
生活水準を固定する
投資をする
健康を維持する
今のうちから老後にしっかり備えて、最高だったと思える人生を作っていきましょう。
今からでも遅くないので、できることを一つず実践したり、改善をしたりして少しでもこの記事が行動をする原動力になったら幸いです。
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