【２０２１年】２０代の金銭感覚についての意識調査を考察してみた

２０２１年１月１４日に発表されたSMBCの調査をシェアします。

この調査は、２０歳～２９歳の男女を対象に１，０００名の金銭感覚についてアンケートを実施した結果がまとめられています。

その中でも、僕が２０代の金銭感覚で興味深かったことをご紹介します。

１．貯蓄について

調査によると、貯金ゼロは１８．２％、貯蓄額は平均７２万円でした。

この結果を見て、貯金ゼロの人が１８２人もいることや貯蓄額平均が７２万円と少ないことに驚きました。

生活防衛資金さえも貯めていない人がいると考えるだけで、僕だったら夜も眠れません。

ホッとしたことは、貯蓄３００万以上あると全体の上位１０％だったということです。

普段の生活で貯金の話をすることは殆どないので、数字で明らかになると更に蓄財のモチベーションが上がります。

また、現在の貯蓄状況に不安を感じているかの調査では、「感じている」が５７．７％と過半数の方が不安に感じていることがわかりました。

このことから、お金をいくら貯めても不安が尽きないことが分かります。自分が安心できる額を貯めることが重要か、このデータからも読み取れます。

２０代で副業をしている人の割合は、３０．６％でした。（パート・アルバイト除く）

副業をしてる人のひと月あたりの収入は、６．３万円でした。

２０代で副業をしている人は、個人的に少ないと思いましたが、ひと月あたりの収入は高過ぎると感じました。

僕も副業をしていますが、ひと月あたり６．３万円を副業で稼いだことがないので、一部の人が平均を引き上げている可能性があります。

副業で毎月５万円以上貰えたら、最高ですね。

２０代の半数以上が結婚しようと思えるのは「年収６００万円」でした。

結婚離れと言われている昨今ですが、更に難しくなった印象があります。

共働きで年収６００万円は到達圏内の可能性がありますが、一人で年収６００万円は２０代では極少数です。

将来の先行きなんて分からないので、将来に不安がっていたら何もできません。

お金も大事ですが、これからも共に歩んでいきたいパートナーと出会ったら、収入のこと考える前に行動を起こしています。

僕の個人的な意見ですが、お金がどうこう言っていて結婚しない２０代は、運命の人に出会ってない可能性が高いです。

SMBCの２０代の金銭感覚についての意識調査は、有料級の価値があると思いました。

普段はお金のことについて話しにくいですが、貯金や結婚についての意識など、数値化されることで自分の考えがどの位置にいるか理解できました。

特に貯金に関しては、貯めても不安が募る一方なので、これらのデータを確認して安心してもらえたらと思います。