ZホールディングスとLINEが経営統合をしたのに下落した原因を分析

投資
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どうも、節約上手な○○(@setsuyakuppa)です。

2021年3月1日、ZホールディングスとLINEが経営統合が完了した事を発表しました。

電子決済事業大手のPayPayとLINE Payがタッグを組むことで市場規模は、日本を超えて海外にまで広がることが期待をされています。

1日の戦略説明会の中で、

根幹領域である「検索・ポータル」「広告」「メッセンジャー」に加え、「コマース」「ローカル・バーティカル」「フィンテック」「社会」の4領域に集中し、5年間で5000億円を投資すると発表した。2023年度に売上収益2兆円、営業利益2250億円を目指す。「コマース」領域では2020年代前半のうちにEC物販取扱高で国内1位を狙う

日本ネット経済新聞より引用

と発表をされました。

しかし、株価は経営統合をしたのにも関わらず、3月1日の終値668.5円から636.3円の4.8%も下落をしました。

では、下落した原因は何でしょうか。

今回はその原因について分析をし、理由を解明していきます。

原因1:株の希薄化

ZホールディングスとLINEが経営統合した際に株式交換方式を採用したため、

発行済み株式総数が約48億2300万株から約76億5500万株に増加しました。

そのため、1株あたりの利益率が下がったことで割高感を感じた投資家も少なくなかったでしょう。

原因2:統合後の利益目標が据え置き

1日の経営戦略説明会で、

2023年度に売り上げで2兆円、営業利益で2250億円を目指すと述べた。

REUTERS ZHD、23年度の売上高2兆円を目標 「全サービスでAI活用」より引用

しかし、統合する前も結果的には変わらない同水準の営業利益のため、下落の要因になった可能性がある。

原因3:直近の好材料がなくなった

経営戦略説明会で、中長期のビジョンについての説明はありましたが、

直近で目立った好材料になるものが無くなったため、投資心理の影響で投資家が売り続いた可能性があります。

原因4:FRBの金融緩和による波及

米株市場の長期金利が1.5%近くまで上昇したことで、ナスダック指数が下落をしました。

その影響によって、リスクを感じた投資家が日本株を売った可能性があります。

まとめ

下落した原因は以下の通りです。

・株の希薄化

・統合後の利益目標が据え置き

・直近の好材料がなくなった

・FRBの金融緩和による波及

しかし、長期的に見れば期待値は十分にあるため、今後の新生Zホールディングスに胸躍ります。

投資は自己責任です。自己判断で投資をしてください。

今後のZホールディングスの活躍に期待して、様子を見守りましょう。

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